占いは生きるためのヒント
電話占いや対面占いなど、いろいろな形の占いが存在します。
「現在・過去・未来」に焦点を当てて、恋愛や未来の運勢などを指南するといった形がほとんどでしょう。
占い師は話を聞いてくれる上に、過去や現在の自分を言い当ててくれるため、未来をゆだねたいと考えることもあるようです。
しかし、結果的に占いに振り回されている人も見受けられます。
もともと占いとは「生活をする上の指針」あって、占い自体が運命を変えることはできません。
結果をもとに「自分がどうあるべきか、どのように行動すべきか」を考えて動くためにあります。
自分を後押しする存在として受け止めましょう。
占いとの付き合い方
占いにのめりこんでしまうと、問題解決を占いに任せる、占い師に自分の生き方を決めさせるといった、いわゆる「自分軸がない」状態で揺らいでしまう人も見られます。
占いで失敗をしないためにも、一度の占いで使う金額の上限などを決めておきましょう。
また、占ってもらった内容のメモを見返すことで、自分と向き合って考えられるようにもなります。
メモを取ることで何度も聞き返すこともなくなりますし、自分の中で答えが明確になっていくメリットもあります。
また、自分が欲しい答えを求めて占い師を渡り歩かないことも大切です。
占いの途中でたしなめられたから、この占い師がイヤになったということもあるでしょう。
なぜたしなめられたのか、その本質がわからなければ同じことを何度も繰り返してしまいます。
どんなことを言われて「イヤだ」と感じたのか、その言葉の意味をきちんと理解することも大切です。
占いに依存しすぎるのはNG
占いを利用する人のなかには、お金を使いすぎてしまった、占い師がプロデュースする開運グッズを購入したというように、のめりこみすぎる人も見られます。
自分の運をよくするためといった気持ちの表れですが、周りからすれば占い依存を心配する声も出てくるでしょう。
占い師も商売ですので、頼ってくれる相手には良い結果を伝えるようになります。
先に触れたように開運グッズの購入を促すほか、自分の言葉通りに行動するように指示を与えることもあるようです。
結果的に自分の意志ではなく、占い師の誘導がないと生活できなくなる可能性も否めません。
自分のターニングポイントを自分で切り開けないということもあるので、気を付ける必要があります。
占いは、自分の意志のエッセンス的に受け止めましょう。
迷いが生じたときに道しるべとして占いは存在します。
しかし、恋愛や仕事など将来に関する最終的な決定権は自分にあると芯は太く持ちましょう。
この意識付けだけで、占いに振り回されることなく生活できるようになりますよ。