男性の気を惹くためのボディタッチ
男性に比べて女性の方が、自分以外の人の体に触れることにあまり抵抗感を持たない人が多いですね。
個人的観測の範囲ですが、女子校出身者の場合は同性異性問わずに遠慮なくすぐに誰かの体に触れてくるという性格の人が多いように感じます。
女性同士の場合「ちょっとスキンシップが過剰な人なんだな」くらいの認識ですが、男性に対して行う場合は全く意味が異なってくるでしょう。
男性同士では女性同士のように気軽に体に触れたりするということがあまりないので、急に体に触れられると自分に好意を持っているものと認識することがあります。
もちろん男性にもいろいろな性格がありますので、そうではないという人も多くいるはずです。
しかし、一般的に男性の体に女性の方から触れに行くというのは、その人に対して警戒感がないということの意思表示になります。
逆に言えば、女性にしてみると気になる男性の体に少しずつ触れるようにしていくことで、気持ちの距離感を近くできるということになるかな。
ボディタッチの効果
アイドルなどの販促活動として握手会やハイタッチが行われることがよくありますが、これもボディタッチをすることにより、心理的に近い存在にするという意味ですね。
人にはそれぞれパーソナルスペースと言われる「他人には入ってきてもらいたくない範囲」というものがあります。
ボディタッチをすることは、そのエリアを破って自分の縄張り的範囲に入ってくることを示しているのです。
軽い二の腕や背中へのボディタッチでも、パーソナルスペースの内部に入ってきたという人は、心理的にも自分の中に入ってきた人という認識になるのではないかな。
極端な言い方をすれば会話で相手との距離感を詰めるようにしたとしても、一回ハグをした方がずっと相手への親密感を感じることができるのです。
しかしあまりにもその触り方が露骨であったり、性的な印象を匂わせるような方法であった場合には、心理的な親密感よりも、「この人は簡単に体を許す女性なんだな」というかえって良くない印象につながってしまうでしょう。
付き合う前の相手に触れる時はあまりベタベタしすぎるのではなく、軽く二の腕に触れる程度の距離感で行なう方がよいですね。