女性から結婚を匂わせることでの男性の思い
男性にとって、付き合っている女性からの結婚の催促は時にうっとおしかったり、心理的な負担になってしまったりするものです。
時代も変わりつつありますが、今でも「プロポーズは男性からするべき」と考えている人が約9割近くいるというアンケート結果があります。
付き合っている女性にしてみれば、なんとかして男性からプロポーズを引き出したいという意図があるのでしょう。
しかし若い男性にとっては結婚という形を取ることで、それまで自由に使うことができていた給料や自分のための時間がなくなってしまうというデメリットがあります。
付き合っている相手の親に挨拶に行ったり親戚づきあいをしなければいけない場面もできますし、家庭を持つということの責任感はかなりのものになるでしょう。
女性にしてみれば、長く付き合っているのだから責任をとって結婚に踏み切って欲しいと思うところです。
一方、結婚をしても自分には損しかないというふうに感じている男性にとっては、結婚の催促はできれば見たくないものということになってしまうのかな。
ストレートに尋ねてみることで本音がわかることも
女性からの結婚のアプローチ方法として、よくあるのが「ゼクシイをわざとらしくリビングやダイニングに置いておく」や「友人や親戚の結婚や出産の話を多くする」ということです。
前述したように、若い独身男性にとっては結婚を焦るメリットはそれほどないのですが、付き合っている女性からの結婚アピールをうっとおしく感じる理由はそれだけではありません。
いわゆる「匂わせ」行動の裏には、間接的に自分を思い通りに操作しようというような意識が見えるので、それが自分の意思を阻害されているかのような不快感につながってしまうのです。
中には本当に結婚したくなくて逃げることを考えている男性もいるかもしれませんが、長く付き合っている人がいるなら「結婚するかもしれないな」という気持ちを持っています。
勉強しようと思っているところに「勉強したの?」と言われるとなんとなくやる気が削がれるように、しつこく匂わせをされることで、ますます結婚に対しての拒絶感が出てきてしまうこともあります。
アプローチを繰り返すと、男性側は催促されているような居心地悪さを感じてしまうので、注意してみてね。
いっそのことそうした間接的な行動はやめて、ストレートに「結婚をどう考えている?」と尋ねてみた方が、案外本音で話し合いをすることができるのではないでしょうか。