遠距離恋愛のコツ
インターネットを利用した出会いが増えている現在では、遠距離恋愛をするカップルは決して少なくありません。
これまでは遠距離恋愛といえば、高校まで同級生であったカップルの片方が東京など大学のある地域に進学をすることで離れ離れになってしまった、ということがほとんどでした。
他にも会社の都合で独身者は定期的に転勤になるというような場合も、付き合っている相手にしてみれば常にどこか遠くで生活をすることになってしまうかな。
今ではインターネットを通じて共通の趣味からのオフ会や、婚活サイトで知り合って、遠距離前提で付き合い始める、というケースが多いですね。
遠距離恋愛は普通のお付き合いと異なり、実際に会うことが極端に少なくなってしまうというところに問題があります。
距離が離れてしまうと、どうしても相手のことがわからず不安な気持ちになってしまうとともに、会うための金銭負担が非常に重くなってしまいますね。
東京~大阪の間で考えると、最も安い夜行バスでは片道3,000~5,000円、飛行機でLCCを使うと5,000~10,000円程度、新幹線では自由席13,620円というふうになっています。
最も交通の便のよい東京~大阪間でこのくらいなので、これが北海道や九州地域ということになると、月1回程度であってもかなりの負担になるのかも。
遠距離恋愛で最もネックになるのがこの移動にかかる時間と費用で、片方だけが負担するような関係が続くとどうしても不公平感が出てしまうので、そこからカップルとしての仲が続かなくなってしまうでしょう。
遠距離恋愛を長く続けていくためには、片方だけが負担を受け持つようなことがないように考えていってね。
お互いに配慮をしていくことが大切です。
遠恋だからこその楽しみ方
「会えない時間が愛を育てる」という言葉があるように、遠距離恋愛だからこそできる恋愛の形もあります。
恋人とはある程度距離をとってお互いの生活を大切にしたいというタイプの二人にとっては、遠距離恋愛がちょうどよい付き合いになるでしょう。
一方、好きな人と常に一緒にいないと不安でたまらない、という寂しがりやの人には向かないかも。
離れているからこそ結婚という形について向き合えるようになる、ということもあります。
遠距離恋愛だから良い・悪いというのではなく、そこからどう二人の関係を作っていくかを考えたいところです。
連絡頻度はどのくらいが適当?
遠距離恋愛での会う頻度はだいたい月1くらいが平均的となっています。
距離にもよりますが、往復で3万円近くがかかると考えると、やはり月に何度も移動するというのは負担が大きいかな。
実際に会う時間よりも大切なのがメールやLINEなどのつながりで、いかにまめに普段から連絡をとるかということが遠距離恋愛が成立するかの鍵になってくるでしょう。