恋愛と結婚は分けて考えよう
「いつでも恋人気分を忘れないようにしよう」と誓い合って結婚したけれど、実際には恋愛の延長線上に結婚はなかった!という残念な事実を知ってしまうこともあるでしょう。
結婚までにこれだけは理解してほしいのが、「恋愛と結婚は全く違うもの」であることです。
恋愛では相手の良いところだけが見えていましたし、良いところ以外は見なくてもよい状態でした。
しかし、結婚となると相手のイヤなところも目に入ってしまいます。
また、どうしても多くのカップルでは家事や育児の負担割合が女性のほうにウェイトがかかってしまいます。
これまで自分のことだけで生活が成り立ってきたのに、結婚となると家族のことも気にしなければいけません。
結婚することで生活が楽になる、ということはほぼありません。
結婚はノリと勢いが必要になることもありますが、生活に関する相応の覚悟が必要になることも意識しましょう。
相手の家族のことを知ろう
結婚による大きな違いは「お互いの家の一員になる」ということでしょう。
「私は「彼」と結婚したから、義実家や義両親は関係ない!」とは言えません。
家のしきたりや慣習になれることも必要です。
なかには妊娠をせかす親もいますし、きょうだいなど家族と比べられることもあるでしょう。
女性にとって「義実家は嫌悪の塊」となってしまう可能性もありますが、それは嫁の立場となる女性が一方的にバリケードを張ってしまうからです。
そうすると、義両親も態度を硬化させてしまうことになるでしょう。
覚悟を決めて相手の家族に飛び込めば、嫁姑問題も大きくなることはないかもしれません。
まずは家族の一員となれるよう、相手の家族を理解してみましょう。
ライフプランの話し合いは必須!
恋愛をしていたころと違い、結婚をすることは夫婦で協力しながら生活を回さなければいけません。
寿退社をする場合はもちろん、共稼ぎでもお金のことについてはきちんと話し合いましょう。
遊興費(小遣い)と生活費を分けること、貯金をしていくことが家庭においては大切です。
また転勤の可能性や出産のタイミングなど、ライフステージの変化も訪れます。
将来のお金の話も含め、家計の線引きは必ず行いましょう。
これを怠ることで、夫の給料を家計に入れてもらえないなどお金の不満が噴出します。
お金に関する価値観のすれ違いは、離婚の大きな原因となるようです。
お互い稼いでいるから管理はそれぞれに行うこともいいかもしれませんが、光熱費と食費などはどちらが負担するかなどは必ず決めることをおすすめします。
同棲を経験した人はどちらともなく何かを負担していたでしょう。
結婚すると夫婦の共有財産なども増えてくるので、話し合いは都度行うことになるのが恋愛との違いです。