マリッジブルーはどんな症状?
マリッジブルーとは、自身の人生において大きな転換期となる結婚というイベントに対して、漠然と大きな不安を抱えてしまう状態を表します。
結婚を控えた人が全員マリッジブルーになるわけではないものの、幸せの絶頂なはずなのに不安で暗い気持ちになってしまうと悩む人は少なくありません。
マリッジブルーでは、ストレスを抱えたり大きな心配事で悩んでいる時と同じような症状が現れます。
例えば、何をしていても不安で仕方なく一つのことに集中できないとか、落ち着いて作業ができないという症状は多くの人が経験します。
うつ病のような症状が出ることもあり、理由もなく憂鬱な気分で1日を過ごすこともあります。
人によっては、不安から不眠を引き起こし夜眠れなくなってしまうこともありますし、それが原因でイライラしやすく怒りっぽくなるケースもあります。
そうした精神状態で彼と会っていても、イライラの矛先を彼にぶつけてしまうリスクは高くなってしまいます。
その結果、マリッジブルーのせいで彼とケンカすることが多くなり、別れることも考えたという人もいるのです。
マリッジブルーを乗り越える方法とは?
マリッジブルーの原因は、未知の将来に対する漠然とした不安です。
成り行きに任せようどっしり構えている人ならマリッジブルーになりづらいのですが、何事も計画通りに行いたい人や几帳面な人、また神経質な人や完璧主義の人はマリッジブルーにかかりやすい傾向があります。
これを乗り越えるためには、まず発想の転換をすることから始めましょう。
結婚は、あなた一人だけで飛び込まなければいけないものではありません。
愛する彼と共に毎日を1歩ずつ進みながら築き上げていくものです。
不安な気持ちはあっても二人で築く将来は明るいものですし、そうでなければいくらでも軌道修正することも可能です。
一人で抱えきれない不安は、彼に相談するという方法も解決策としては有効です。
漠然とした不安なのか、それとも彼の言動に対して不安を感じているのかなど、自分の気持ちを分析した上で彼に伝えましょう。
もしかしたら、話し合うことで解決策が見つかるかもしれません。
それにイライラの原因がマリッジブルーだと分かれば、彼なりに気を遣ってくれたり、不安を取り除く努力をしてくれることも考えられます。
結婚した女性の約50%程度は、結婚前にマリッジブルーを経験しています。
すでに既婚の友人や先輩がいるのなら、相談するのもアリでしょう。
自身の母親も、もとは独身で結婚した経験がある人生の大先輩ではないでしょうか。
心の内を相談することで、もしかしたら目からうろこなアドバイスをもらえるかもしれません。