お金について話し合いを持とう!
結婚後は、お金のことについて夫婦で必ず話し合いを行うことをおすすめします。
お互いに仕事を続けているか、妻が仕事を辞めて主婦になったかでも状況は大きく変わります。
後々にトラブルに発展しないためにも、必ず話し合いを持ちましょう。
結婚後早いうちに話しあってほしいポイントがあります。
「結婚前の貯金」「借金の有無(ローンもふくむ)」「夫婦の給与収入」「結婚後のマネープランや管理方法」に関する4つです。
結婚前の貯金は、お互いの資産となるため干渉することはできません。
しかし、マイホームや自家用車など、大きな買い物をするときには必要になるかもしれません。
これは把握する程度でよいでしょう。
また、カードローンや自動車購入ローンなどを持っているかは、今後共有で契約するローンなどに響く可能性がありますから、お互いに把握することは重要です。
残債も含め必ず伝えましょう。
夫婦の給与収入は、結婚後は生活費の供出が必要になるため「小遣いと生活費、夫婦の貯金」の負担について可視化を図ります。
給与から必要な分を生活費として支払うことをおすすめします。
話の切り出し方のポイント
お金のことは、結婚後でも話をしにくい部分があります。
しかし、結婚後の生計を軌道に乗せるうえで話を切り出すことはとても大切なポイントです。
まずは将来のライフプランを話し合ったうえで「将来これだけお金が必要になるよね」というような話の移行の仕方もよいでしょう。
今すぐの問題であれば、「家賃や火災保険の更新が迫っていて、負担増になる」というように、きちんと相手に伝えることも大切です。
お金の問題に対して私たちはどうすべきか、お金をどのように捻出したいのかをまとめて、相手にきちんと提示してください。
この工程が省かれてしまうと、ケンカの種になりやすいです。
お金の管理方法は必ず話し合って!
結婚生活で早々に壁に当たりやすいのが「お金の管理問題」です。
夫婦で生活をする上で、水道光熱費や食費、家賃、自動車・住宅系のローンなど固定費や経費が発生します。
誰がどのように負担するかをきちんと話し合いましょう。
そのうえで取り決めをしておくとスムーズです。
もしお互いに働いているなら、水道光熱費はやローンは夫の口座から、食費や日用品の購入は妻の口座からというように線引きをするとスムーズです。
自動車やローン共有財産の支払いに関しては、折半で片方が毎月半分の額をもう片方の口座に入れるといった考え方もできるでしょう。
お金に余裕があれば、定期積立を行うなどもおすすめです。
夫婦の形によってお金の管理方法はさまざまな方法があるでしょう。
お互いが納得でき、安心してお金を運用できる方法で管理ができるとよいですね。