スピード婚ってどんな結婚?
スピード婚とは、いろいろな定義がありますが、おおむね交際を始めてから1年以内に結婚することを指しています。
多くの恋人が交際~結婚に至るまで3~4年程度の期間を経ているので、スピード感がある結婚ととらえることができるでしょう。
芸能人の結婚などで話題に上ることも多いので、スピード婚にあこがれるという人もいるかもしれませんね。
スピード婚に至る背景としては、「妊娠が分かったことで入籍する授かり婚」や「結婚願望が強いゆえに結婚を急いだ」といったケースが多いようです。
また結婚について楽観的な展望を持っている人が多く、いわゆる「そのときのノリ」で結婚に至ったという事案も見られます。
スピード婚は周囲の人々も驚きを隠せない事案なので、結婚したカップルも「結婚で周りをあっと言わせることができた」と満足することができます。
スピード婚のメリットやデメリット
スピード婚での結婚には、メリットやデメリットも存在します。
メリットといえば、婚期を逃さない結婚ができることです。
もっといい人に巡り合いたいというように、結婚相手を吟味してしまうと、周りに男性がいなくなることも考えられます。
その点スピード婚なら自分が結婚したいタイミングで、その時の最高の相手と結婚できます。
デメリットといえば、お互いを知らないままに結婚してしまう件があげられるでしょう。
価値観の違いが顕著になれば、二人の仲互いや心変わりによる浮気なども考えられます。
また「ノリ」で結婚した分、時間の経過とともに「なんか違う」という疑念が生まれることもありえます。
小さな違和感が積もりに積もると、大きな歯車の掛け違いとなってしまい、離婚に至ってしまいます。
スピード婚の離婚を防ぐためには
実はスピード婚(交際1年未満で結婚に至ったケース)では、離婚率が明らかに高いといわれています。
お互いに気持ちが盛り上がって結婚に至ったのだから、最悪の結果は避けたいですよね。
スピード婚を成功させるためには、早期にお互いの価値観のすり合わせを完了させることをおすすめします。
スピード婚の場合、交際の過程で培う価値観のすり合わせをほぼ飛ばしています。
「金銭感覚・交友関係・ファッション感覚や食事の慣習」や、「幼いころの家庭環境」「夫と両親との関係性」などは、結婚してから知ることが多くなります。
場合によっては受け入れがたい部分もあるかもしれません。
そこは直してもらうようにお互い仕向けるなど、寛容さが求められるでしょう。
また、価値観を押し付けるのではなく理解してもらえるよう、なんでも話をすることが大切です。
会話の中でお互いの価値観のすり合わせができるようになりますよ。