年の差婚のメリット
年の差婚のメリットは、たくさんあります。
1つ目のメリットは、自分よりも若いパートナーからの影響で、自分自身も若くいられるという点が挙げられます。
男性が年上の場合、女性が年上の場合に限らず、相手のエネルギーやパワーに良い影響を受け、同年代の人と結婚するよりもファッションやアクティビティの面で若さを維持できると感じる人は多いです。
2つ目のメリットは、収入面で安定するという点があります。
これは男性が年上の年の差婚に多く見られるメリットで、経済的に余裕があることによって満足できる生活や育児をしやすい点は女性にとって大きなメリットとなります。
3つ目のメリットは、自分よりも人生経験が豊富な人から学べることが多いという点があります。
人生経験を多く積んでいる年上のパートナーは懐が深く包容力もあり、一緒にいると安心して落ち着けると感じる人は多いです。
また、一緒に生活する中で学べることが多く、結婚生活を通して成長できると感じる人も少なくありません。
年の差婚のデメリット
年の差婚を考えたら、デメリットも理解しなければいけません。
考えられる1つ目のデメリットは、平均寿命です。
相手とどのぐらい年齢が離れているかによって変わりますが、若くして結婚生活に終止符が打たれる可能性は、同年代の人と結婚する人よりも高いでしょう。
2つ目のデメリットは、定年によって収入が減るリスクです。
自分よりも年上のパートナーが一家の大黒柱となる場合には、相手の定年によって収入がガクンと下がってしまい、教育費など子供にお金がかかる時期に経済的な苦境を迎えるリスクもあります。
3つ目のデメリットは介護で、相手が自身よりも年上なら、やがてはパートナーを介護する日が訪れることは容易に想像できるのではないでしょうか。
年の差婚はどんな人の向いている?
年の差婚は、すべての人に向いているわけではありません。
パートナーとの年齢差が開いていると、世代ごとに異なる考え方や価値観の違いでケンカをすることがあるかもしれませんし、ライフイベントのタイミングも異なります。
また、年齢による社会的な立場や収入の違いも考慮しなければいけません。
それらを包括的に考えると、年の差婚はお互いに経済的に自立しており、相手のライフステージの変化によってQOLが大きく低下しない生活基盤を築ける人に向いていると言えます。
近年では、定年だけでなくリストラや休職などで収入が大きく変わったり、途絶えてしまうリスクもあります。
その時に相手を経済的に支えられる収入が自分にあれば、年の差婚でも安心です。
将来的に相手の介護をする覚悟ができている人にも、年の差婚は向いているかもしれません。
自分の親だけでなくパートナーに対しても介護が必要になった時、自分でお世話できるかどうかを冷静に考えたうえで年の差婚に踏み切るかどうかを決める必要があるでしょう。